第1回ダンス療法フェスティバル 開催報告 その2


その1に引き続き、残りの4組の講師の紹介です。

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フェスティバルの事務局長を務めてくださった、そして会場でもある東京工科大学の安部あき子教授(青のTシャツの方)。

だんだんダンスを披露してくださったのは廣岡直美先生和田春恵先生。(写真がありません)

このクラスはクラスが始まる前からすでに始まっていました。長辺20センチ位の赤、青、黄色、みどり、橙など色とりどりのスカーフを自分自身で決めることによりやる気をアップ⤴。また実際のクラスでは貴方の初恋の色は?と聞いて色を選んでもらう、などが工夫され、回想につながる。

リハビリ編とスタンダード編の二部構成。

リハビリ編は日常生活動作を入れた動きで、スカーフが歯ブラシになったり、背中を洗うタオルになったり変化していきます。そして、途中で、花咲か爺さん、花咲か婆さん、ワッハッハなど楽しいことばが入り、飽きさせません。

スタンダード編はクロールをしながらかかとをタッチをしたり
足の動きが入ったりして楽しみ、かつ、下半身強化が入るように工夫されていました。

MCとパフォーマーが絶妙な掛け合いで、お笑いを見ているようでした。参加者の皆さんは何度かやったことのあるように動いてました。

 

 

“楽しい!”この一言に尽きます!!アフリカンダンスを披露してくださったのは石川典子先生

写真がないのが残念!!

雄大で心が躍動するようなリズム、音楽と目も醒めるようなカラフルな民族衣装(風?)
全員で大声をかけあい、大きく手足を動かし、微笑みあう、まさしく、“心が喜ぶ” だから“体も喜ぶ”レッスン。

ステップやダンスセンスは必要なし、初めての人も迷わない、BPMと動作の繰り返し、
アフリカの空気、曲と華やかな衣装や先生たちのキャラクターとパッションで引っ張る、自然と参加者も躍動する!

石川先生はレッスン前から気さくに接してくださいました。参加者と同じ目線で同じ時間を過ごし、ひとつの空間を築く…そんな素敵な又お会いしたい‼ レッスンでした。

 

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語る言葉、間の取り方、まさにエンターテインメント!ステップ台を使用した踏み台昇降運動を紹介してくださったのは、今回のフェスティバルで広報&司会を担当してくださった堀 愼二先生

サービス精神旺盛なプログラム。

東北弁のラジオ体操
水戸黄門、365歩のマーチに合わせてのステップ
台を外して輪になって三波春夫の東京音頭で動く
台を戻して雰囲気のある曲でスローダウン

とにかくいちいち面白くて困ります。

誰もが知っている曲を使い、言葉巧みにカラダと心を動かす。高齢の方もしっかり台に上がっていました。途中、輪になり盆踊り風のエクササイズを行った時も、自然にみんなが手をつなぎ、参加者全員が一つになり楽しんでいるのが伝わってきました。

 

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最後は、10月7日に誕生日を迎え73才になった、今回の実行委員長でもある利根川久女紅先生!(左)

やはり利根川ワールドでした!

こう動くとどこがどうなる、という説明が参加者の皆さんの体に響きます!
ためになる大切なことも時間をとってしっかり教えてくださり、笑いどころもあり、音楽にのってしんみり心に染み込む動きがありで、全てが練り込まれた
45分でした。

利根川先生のクラスの参加者から聞こえてきたのは、「先生を見ているだけで楽しい」という言葉でした。

 

 

今回のフェスティバルでは、

協賛してくださった各企業、及び団体様

東京工科大学の協力

医療団の助け

認知症予防専門士の専門知識

シニアの身体をいたわりながら意図のあるLessonプログラムを楽しく行うインストラクターの方々

参加する意欲のある皆さん

すべてが一つに集結したものとなりました。

 

受講者には心と身体にエネルギ-が蓄えられ、指導者には知恵をいただきました。

曲選び、進め方、ほめ方、めくばり、気配りの大切さを今更乍ら痛感させられました。

筆者はガラス越しの会場を通りすがりでしか観ていませんが、参加者の皆さんの表情が豊かだったことは確かです。

健康寿命を支え
日本の超高齢化社会問題の未来が明るく映し出されたフェスティバルになったのではないでしょうか。

 

今回、会場を提供してくださった東京工科大学、そしてその学生スタッフにたくさんお手伝いをしていただきました。

ありがとうございました。

利根川Kスタジオのスタッフも1日頑張りました!!

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皆さん!ありがとうございました!!

 

 

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